睡眠障害には、いざ寝ようと思ってもなかなか眠ることが出来ない入眠困難、寝ている途中で目が覚めてしまい再度寝ることが出来ない中途覚醒、寝てはいけないような状況で強い眠気を感じてしまう睡眠異常など、様々なタイプがあります。
睡眠障害には様々な原因がありますが、心や身体の状態が原因で起こる睡眠障害のことを内在因性睡眠障害といいます。
睡眠障害では主に以下のような症状があらわれます。気になる、当てはまると思うものがある場合は、一度心療内科を受診されることをおすすめします。
▦ 寝ようと思ってもなかなか寝られない。
▦ 寝ている途中で目が覚めてしまう。
▦ 朝早く目が覚めてしまう。
睡眠障害の治療は睡眠薬を使用して行いますが、症状によって処方する薬のタイプが変わります。また、うつ病や社交不安障害などのその他の病気が原因の睡眠障害もありますので、患者さまの話を聞き、症状と原因をしっかりと見極めた上で治療を行うことが非常に重要だと考えています。
≫ | 光による刺激は、視覚から脳にも刺激を与えるため、睡眠薬の効果を妨げてしまいます。睡眠薬は寝る直前に飲み、飲んだ後のテレビ・ゲーム・携帯電話の使用は行わないでください。 |
≫ | 睡眠薬は治療においてはあくまで補助的な役割を果たすものです。根本的な治療のためには、正しい生活リズムを作る事がもっとも大切です。 |